7月に神奈川文学館が「漱石と文人たちの書画展」を開催していた。「私は生涯に一枚でいいから人が見て難有い心持のする絵を描いて見たい。山水でも動物でも花鳥でも構わない。只崇高で難有い気持のする奴をかいて死にたいと思ひます」と言っている。(大正2年12月8日付、津田青楓宛書簡) 文章家がなんとか自分が納得できるような書画を残したいという強い願望があったことがわかる。
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