大正・昭和・平成、女の流行
関東大震災後、東京に変化がおきた。盛り場はそれまで日本橋・神田が一番だったが、かわって銀座が東京一になる。カフェー、バーがニョキニョキ出現。モガが銀座八丁をそぞろ歩く。女性の髪形は「耳かくし」が流行。大正末期から、ズンドウのワンピースみたいな「アッパッパ」が全国に広がった。昭和7年におきた白木屋の火事をきっかけに「ズロースをはこう」の声がおこり、洋装も広まった。戦後は「美しくなりたい」と洋裁学校がブームだった。昭和30年、落下傘スタイルのスカートが大流行。シームレス・ストッキングが昭和36年に販売されて脚線美を競うようになる。そして昭和40年にはミニ・スカート到来、しかしブームはそう長く続かなかった。バブルのお嬢様ブームやワンレン・ボディコンを経て、いまは萌え系ロリータ・ファションや東京カワイイが世界的ブーム。レジャーは多様で山ガール、釣りガール、歴女、サッカーからラグビーまでスポーツ女子が全開である。
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