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2011年9月18日 (日)

90フィート物語

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    野球の塁間は90フィート(27.431m)である。「打者がきれいに打った球を内野手が的確にさばいた場合、打者が世界一足の速い男であろうと、球より早く一塁に到達することはできない。ただし、野手が一瞬でも球をジャッグルしたり、送球が一瞬でも遅れたりすれば、打者はセーフになる。90フィートは完璧を要求する」とスポーツ・ライターのレッド・スミスはのべている。一塁から二塁へ盗塁するわずか3.3秒の瞬間もまことに微妙な長さである。近年は投手がモーションが盗まれることは少なくなり、盗塁数は激減している。現在、聖澤諒が45個、藤村大介はわずか24個だ。昭和47年、阪急の福本豊は106個の盗塁を記録し、シーズン最多は40年後も破られていない。福本が盗塁王になる数年前、陸上競技のランナーが代走専門としてプロ野球にスカウトされたことがある。飯島秀雄という東京五輪に出場し、100m10.1秒の日本記録保持者である。だが実働3年の成績は盗塁成功23、失敗17で、117試合で一度も打席に立つことなく引退した。100試合以上出場しながら、守備でも、打席でも記録がない選手は他にいない。

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