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家康に比べると秀忠は随分と影が薄い。だが花のお江戸は家康一代で出来上がったものではない。家康が江戸を本拠とした頃は、まだ関東の片田舎であった。江戸繁栄の基礎を築いたのは秀忠である。1617年、幕府は遊女屋庄司甚右衛門の請願を聞き入れて、遊郭の設置を許可した。元吉原が開業したのは翌年の11月である。そして江や側室の居所・千代田の大奥に男子禁制、夕刻六つが門限などの壁書が出されたのが1618年のことである。江戸繁栄のシンボルは大奥と吉原だった。
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