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2011年8月13日 (土)

特攻隊員・島尾敏雄

    島尾敏雄(1917-1986)は、大正6年4月18日、横浜市戸部町3丁目81で生まれる。父・島尾四郎、母・島尾トシ。昭和19年10月、海軍第18震洋隊(特攻隊)183名の指揮官として、奄美諸島加計呂麻島呑之浦に駐屯する。島尾はノロの家系の娘・ミホと恋に落ちる。昭和20年8月13日に発動命令が下されたが、そのままの状態で終戦を迎える。9月、特攻兵だけ佐世保で解員、神戸の父のもとへ帰る。妹・原美江が満州奉天で死亡。昭和21年、ミホと神戸で結婚。昭和22年、富士正晴編集「VIKING」の同人となり、「単独旅行者」、翌年「夢の中での日常」(「総合文化」)などによって戦後派作家として文壇に登場する。昭和35年7月に発表した「死の棘」(「群像」)で芸術選奨を受賞。「死の棘」は、トシオ、ミホという実名に近い主人公であるため実話のように捉えられがちだが、後年、妻の島尾ミホ(1919-2007)が「死の棘を含めてほとんどの作品を私が清書した」と語ったように、作品はあくまで虚構であろう。長男の島尾伸三(写真家)、長女・島尾マヤ(1950-2002)、孫は漫画家・しまおまほ。

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