女子の名の移り変わり
大正時代、女子の名で人気があったのは、久子、静子、千代子、和子、貞子、文子などであった。昭和に入ると和子が圧倒的な人気で戦後まで続く。昭和30年代になると恵子、由美子、直美などが登場するが、昭和40年代からは陽子の時代が続く。昭和58年に愛が1位となり、平成3年に美咲となり、平成15年に陽菜(ひな)が1位となる。現在、女子の名の定番であった○子、○江が少なくなっている。たとえば大正時代人気であった貞子、富江などホラー映画の影響で皆無になった。大正以前は一字名が多かった。岩、定、累(かさね)なども消えた女子名である。
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