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2011年8月13日 (土)

ラテン語と西欧諸語

  アラン・ドロンはフランス生まれだが、「若者のすべて」や「山猫」などイタリア映画に出演し、オーストリア・ウィーンの美女ロミー・シュナイダーをいとも簡単に射止めた。ルックスだけではなく、おそらく語学も達者なのだろう。考えてみれば西欧諸語の源流はギリシア語やラテン語にさかのぼる。言語学者のソシュールはフランス語とイタリア語とは「明確な境界線を引くことは難しい」と言っている。ローマ帝国の勢力が各地に及んだのでラテン語に由来する単語は多い。イタリア、フランス、スペインはラテン語を基語としてロマンス諸語が生まれた。英語も西ゲルマン語の一方言であるが、ラテン語の影響も受けている。しかし島国なので遠いむかしは外来語の影響を受けることなく発達した。英語の歴史をだいたい区別すると次のようになる。

5~7世紀から11世紀まで 古期英語

12世紀から15世紀まで 中期英語

16世紀から今日まで 近代英語

    古期英語にもラテン語に由来し、現代にまで残存している単語がある。おそらく597年、ローマ教皇グレゴリウス1世により派遣された、ベネディクト派修道士アウグスティヌスを中心とする修道士の一団がケントに上陸して以来、借用されるようになったのであろう。しかし個々の語がいつ頃かは明確ではない。だいたいラテン語を起源とするものをあげる。

street 道路 strata

butter  バター butyrium

wall     壁    wallum

cheese チーズ caseus 

dish      皿    discus

memory 記憶  memorare思い出す

form      形    forma

flower    花    flos

cross    横切る crux十字架

car        車    carrus 荷車

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