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2011年8月 4日 (木)

藤野先生という人

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    高校生のとき図書室で太宰治の「惜別」という小説を読んだ。さわやかな感動を憶えたが、あとで評論家の文章などを読むと、国策小説だという。成る程そうかもしれない。しかし藤野先生という人物には惹かれるものがある。いまでは藤野厳九郎記念館(福井県あわら市)も出来ているそうだ。

    魯迅は明治37年から39年までの約1年半、仙台医学専門学校(:現在の東北大学医学部)に留学している。藤野厳九郎(1874-1945)はそこで教授をしていた。厳九郎の家は、江戸時代から続く医家で、祖父も父も立身出世を望まず、医学のために尽くした。厳九郎も東京大学で解剖学の研究をしたのち、仙台医学専門学校に就職。藤野の名は魯迅の小説などで、世に知られるようになるが、藤野は栄誉や称賛などは好まない人柄であったようである。身なりに構わず、教育者としては真面目で厳しかった。

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