木田高介
木田高介といっても知る人は少ない。その昔、高石ともやとナターシャセブンというバンドにいた。つまりフォークとは関係が深い音楽家だが、いまではニューミュージック育ての人という評価がされている。フォークはギター1本で曲よりも詩を重視する傾向が強いが、ニューミュージックはより楽曲を重視する。木田は編曲家としてかぐや姫「神田川」にあたった。以後、ニューミュージックの多くの楽曲の編曲を手がけている。1980年5月、山梨県河口湖沿いの道路を車で走行中、カーブを曲がりきれずガードレールを突き破り転落死した。同乗の阿部晴彦も亡くなった。葬儀で木田の妻の悲嘆ぶりをみた五輪真弓は「恋人よ」をつくったという。
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