厄年を逃れられなかった男たち
厄年については諸説あるが、最も危険な大厄は、男は42歳(しに)、女は33歳(さんざん)の年である。元ヤンキースの投手、伊良部秀輝の悲報に接し、42歳という年齢で、厄の恐ろしさを感じたかたもおられるだろう。厄の数え方は数えなので、伊良部の場合は後厄にあたる。厄には本厄、前厄、後厄などあるが、ここでは満年齢41歳から43歳で亡くなられた著名人を調べてみる。
まず、阿部定に殺害された石田吉蔵は41歳だったから本厄となる(1936年)。ロサンゼルス五輪で馬術金メダルの西竹一は硫黄島で戦死(1945年)。 ロッキード事件の田中角栄の秘書・笠原正則が自殺(1976年)。エルヴィス・プレスリーが病死(1977年)。田宮二郎、猟銃で自殺(1978)。植村直己、マッキンレーで遭難死(1984年)。坂本九、日航ジャンボ機墜落死(1985年)。写真家・星野道夫、ヒグマに襲われて死ぬ(1996年)。厄年で亡くなられた方には、自然死よりも突発的な死に方をされた人が多い。
« 富永有隣と見島 | トップページ | こんな美女と共演できてうらやましい男優 »
「人国記」カテゴリの記事
- アレッサンドロ・アキリーニ(2023.02.05)
- ご冥福お祈り申し上げます(2023.09.22)
- 実在の人物か?架空の人物か?(2022.07.23)
- ご冥福をお祈りいたします(2022.12.31)
- 人名研究「チャールズ」(2022.04.21)
コメント