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2011年7月28日 (木)

冷凍人間

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  人間は死ぬとどうなるのか。塵や灰となって大地へ還るのか。人は死ぬと霊の世界で先祖と共になるという教えもあれば、死者は黄泉に行き、裁きを受けてから別の体を着けて生まれ変わるという教えもある。これらの宗教上の教えには、基本的な1つの共通点がある。それは、体が死んでも人の一部分は生き残るという考えである。人間が死後も、見る、聞く、考えるといった能力を持ち、何らかの形で永久に生きつづけるという教えは、昔から今に至るまでほとんどの国、民族にある。古代エジプト人はミイラにして原形に近い形を保存しようと考えた。現代でもロバート・エッチンガー(1918-2011)は将来的に蘇生技術が進歩するのを待って、人体冷凍保存法を考案した。エッチンガーの2人の妻と母は今も冷凍保存されているし、ウォルト・ディズニーの遺体はディズニーランドに安置されているという。元来、キリスト教国が土葬にこだわるのも、復活の思想があるからであろう。科学的な論理ではなくて、信仰的体験に基づいたイエスの復活が神の力によって、死の支配する力を打破すると信じている。一部の信者たちの間では、人が死後に霊の世界に行くわけではなく、「終わりの日」の後、楽園となる地上で永遠に生きるという神との約束があると固く信じている人たちもいる。蘇生技術が進歩したとしても、脳にある過去の記憶までも再生できるようになるのか、疑問の多い話である。

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