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チャールズ・ディケンズ(1812-1870)は「クリスマス・キャロル」と晩年の作を除いて、大体において構成がルーズである。これは雑誌に連載されたということもあるが、彼が構成にあまり気を配らなかったということもある。晩年の作は、親友の小説家ウィルキー・コリンズの忠告を容れて、構成のある小説を書くことを心がけた。しかし、こうした小説よりも、自由奔放に書いた「デイヴィット・コパーフィールド」の方が、おもしろい。
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