スターの限界
プロ野球交流戦がやっと終了した。巨人阪神が不調だった。やはり小笠原とか金本、城島など看板選手の不振は大きい。限界説も囁かれるが、必死にやっている姿をみると声援したくなる。6番小笠原を原監督は「断腸のおもい」と語った。長嶋や王は引退の年でもホームランを、長嶋は15本、王は30本を打っているから驚きである。スーパースターは引き際が見事だった。勝負事の野球は厳しいが、美を売り物にする女優の場合も微妙なものがある。サユリストと呼ばれるファン層の多い日本社会ではタブーかもしれないが、吉永小百合の映画出演のペースが減っている。「つる」(1988年)が100本記念作だったが、23年間にわずか13本。「おとうと」から2年間、新作がない。共演者や監督など高齢者が多く、若い世代に受けるとは思えない作品企画で、このまま決定打がなく、晩節を過ごすのは惜しい。健康的に恵まれている彼女にふさわしい脚本を書く作家はいないだろうか。
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「晩節を過ごす」という日本語があるとは知らなかった。40を過ぎて主演映画が10本以上。この間、日本アカデミーの最優秀主演女優賞3回、毎日とブルーリボンが各1回、キネ旬にしても主演女優賞の次席が3回というのは悪くないのではないのかね。
裁かれるべきは馬鹿なガキどもなのだよ。
投稿: | 2011年6月22日 (水) 01時47分