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2011年6月16日 (木)

富沢霊岸の著作目録

  富沢霊岸は大正15年3月21日、大和郡山市に生れる。専門はイギリス中世史。実直な研究姿勢を継続すれば巨大な成果をもたらすというお手本であろうか。学術誌の書評が多くてすべてを紹介できない。

封建制と王政 ミネルヴァ書房 1968

イギリス中世史概説 ミネルヴァ書房 1970

イギリス荘園の成立 ポール・ヴィノグラードフ 創文社 1972

原弘二郎先生古稀記念東西文化史論叢 1973

イギリス中世国制史の研究 関西大学出版会 1978

原弘二郎先生を偲ぶ 史泉54  1980

前近代におけるイギリスと大陸諸国 関西大学 1981

イギリス中世社会の研究 イギリス中世史研究会 山川出版社 1985

イギリス中世史の研究視点を求めて 史泉61  1985

イギリス中世史 ミネルヴァ書房 1988

中世ナイト像の形成と展開をめぐる諸問題 史泉69  1989

関大西洋史論集 富沢霊岸先生古稀記念会 1996

<講演>イングランド中世前期の教会と国家 史泉85  1997

ヴィノグラードフから学んだことども 創文508   2008

英国における封建的土地所有への推移に就いて 島根大学論集 人文科学(4) 1956

イギリス封建王政の展開について 史林41(4) 1958

イギリスにおける封建的所領形成への一過程 史林45(6) 1962

北西英国における非典型的マナー 金沢大学法文学部論集 哲学史学編10 1963

アングロ・サクソン期のgafolについて 史林47(4) 1964

Frankpledge Systemの成立とイギリス王政 金沢大学法文学部論集 史学編12 1964

自由農民とソックマン 金沢大学法文学部論集 哲学史学編11  1964

アングロ・サクソン時代の軍役Fyrdについて  西洋史学71  1966

ウイリアム征服王の騎士役賦課 金沢大学法文学部論集 史学編14  1967

イングランド封建制の発展に関する一試論 史林52(1) 1969

中世イギリス憲制史の問題点 大阪樟蔭女子大学論集8 1970

イギリス封建制展開への試論 史林54(5) 1971

米川伸一著「イギリス地域史研究序説」 史林56(1) 1973

松垣裕著「イギリス封建国家の確立」 史林56(2)  1973

イギリス中世王権の発展系譜 西洋史学91   1973

イギリス中世王権とコモンロー 関西大学文学論集25(1.2.3.4)  1975

ヨーロッパ中世の世俗主義 関西大学文学論集27(1) 1977

会議の歴史 ヨーロッパにおける人民集会の伝統 年報社会心理学18   1977

青山吉伸著「イギリス封建王朝の成立過程」 史林61(5) 1978

中世イングランドにおける司教管区組織成立の一局面29(3) 1980

青山吉伸著「アーサー伝説 歴史とロマンスの交錯」 史林69(2) 1981

アンジュー伯家の興起31(2) 関西大学文学論集31(2) 1981

アンジュー王朝の成立とアンジュー帝国統治の特色 関西大学文学論集32(1) 1982

ヘンリー2世時代の財政政策 関西大学文学論集36(1-4) 1986

「西欧前近代の意識と行動」 史林70(4) 1987

ヨーロッパ:中世・イギリス 1987年の歴史学界・回顧と展望 史学雑誌97(5) 1988

書評:赤沢計真著「イギリス中世国家史研究」 歴史学研究592  1989

12世紀イングランドの統治と王のパトロネジ 関西大学文学論集40(3)  1991

イギリス中世文化史 社会・文化・アイデンティティー 1992

中世イングランドにおける貨幣流通と社会変動 国民経済雑誌168(3) 1994

書評「J・C・ホウルト歴史学論集 中世イギリスの法と社会」 史学雑誌103(2) 1994

ノルマン貴族のイングランドへの同化過程 関西大学文学論集44(1-4)  1995

ノーサンブリアの歴史的風土 関西大学西洋史論叢10  2007

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