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2011年6月 5日 (日)

国立国会図書館のOPACは便利だ!

    社会を構成するものは人であり、この社会を動かすのも人である。歴史研究で人物伝が必要なことは、司馬遷やプルタークといった東西の偉大な史家がすでに気がついていた。ところが日本の史書には天皇を中心として記載されるものが多く、個人の伝記は度外視されることが通例である。たとえば坂本龍馬のように死後数年は世に知られていなかったが、明治16年に坂崎紫瀾「千里汗血駒」という書が出て知られるようになった例がある。最初の伝記というのは、特別な意味をもつものであろう。国立国会図書館のNDL-OPACは何かと便利である。たとえば夏目漱石を検索すると953件がヒットする。次に出版年順、逆順(刊行年の古い本から表示される)と再設定して、再検索すると、

最近の小説家 生田長江 春陽堂 明治45年

夏目漱石氏の鶉籠 川路柳虹 名著評論社 大正4年

と出る。次に福沢諭吉に関して調べると、699件がヒットし、「学商福沢諭吉」(明治33年)が表示される。もちろん国立国会図書館所蔵資料の中で最も古いというだけである。未所蔵と思われるが、徳富猪一郎「文字之教を読む 文学者としての福沢諭吉君」(民友社)明治25年が古い。

   ちなみに、国立国会図書館の蔵書検索からこんな遊びもできる。日本人で一番、伝記がたくさん書かれたのはだれか?もちろん正確な統計は無理だが、タイトルに人物名があれば検索からヒットする。国立国会図書館のOPAKのヒット件数第1位は「日蓮」だった。

日蓮        2169

芭蕉        2155

義経        1544

信長        1423

家康        1104

秀吉        1063

夏目漱石   953

太宰治     868

聖徳太子  867

三島由紀夫 803

福沢諭吉  699

西郷隆盛   537

坂本龍馬   528

一休      516

このほか卑弥呼で検索すると、384件であるが、邪馬台国とすれば、681件ある。

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