ラモン・ノヴァロ
ラモン・ノヴァロ(1899-1968)といえばヴァレンティノの死去により、映画界のトップスターだった。剣戟スター羅門光三郎の芸名「ラモン」が彼のあやかり名であることすら知る人も少なくなった。かつての大スターも晩年はわずか週45ドルの失業保険で細々と暮していた。「ベンハー」のスター、ラモンは生涯を通じてキリスト教への信仰心と同性愛で悩んでいた。ポール・ファーガソン(22歳)とトーマス・ファーガソン(17歳)も性的目的で自宅に呼んだものだった。兄のポールは酒を飲むと凶暴になり、ラモンは1968年10月30日、自宅で兄弟に撲殺された。兄弟はラモンが大金を所持していると思っていたが、わずか20ドルの小金のために殺人を犯したのだった。
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