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2011年6月11日 (土)

双子のリリーズ~♪

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   森羅万象、宇宙のあらゆるものは、陰と陽の二気がある。ひなたあるところ影がある。木次文夫は王貞治と同期で巨人に入団した。しかも同じ一塁手。王との争いに敗れた木次は3年後に引退している。芸能界も厳しいライバル争いがある。日活時代の十朱幸代は吉永小百合と青春映画に出演したが、いつも脇に回された。スーちゃんが亡くなり、いま再びキャンディーズに脚光が浴びているが、陰で泣いてた女性アイドルも多い。キャンディーズは「あなたに夢中」(昭和48年9月)でデビューしたが「年下の男の子」(昭和50年2月)でブレイクして全盛期を迎えた。同年に同じ渡辺プロから双子姉妹のザ・リリーズが「水色のときめき」でデビューした。二曲目の「好きよキャプテン」はヒットしたものの、以後一曲も売れなかった。キャンディーズとの差はあまりにも大きかった。2人の声質がよく似ているので低音部がなく、単調なきらいはあるが、少女特有の高音部がとてもきれいだった。いま聞くと、フォークソング調の曲がとても爽やかで絶品である。インパクトではキャンディーズに及ばぬが、何度も聴いて味わうにはリリーズの曲が優る。ザ・リリーズは数年前から最結成して活動している。がんばれ!リリーズ。

 

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