もう風評被害と言って誤魔化すのを止めようよ
18日、静岡知事が静岡茶が放射性セシウムが検出された問題で、NHKに対して抗議した。川勝知事は「ほんの一局所部分を全体であるかのごとく報道した」と言う。真実はどちらにあるのか。19日、フランスのシャルル・ドゴール空港で日本から輸入された静岡の緑茶を検査したところ、基準を超すセシウムが検出され、廃棄処分にするという報道があった。川勝のいうような風評被害なのか、放射能汚染はさらに拡大しているのか、科学的な検査が待たれる。国内の権力者は風評被害という言葉を多用することで、自分にとって都合の悪い発言を封じ込める姿勢があるが、もう世界では通用しない。川勝のとった行動は単にお茶だけの問題ではなく、農家や漁業、あるいはすべての生産者たちにかえって悪影響を及ぼしているということを本人は少しも理解していない。日本は世界からの信用を失ってしまったのだ。
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