気になる女優マイコ
NHK連続テレビ小説「おひさま」。なんとなくウケ狙いの展開がヘソ曲がりの小生には気にいらないが、ひとつおっとりとした演技で時代感をだしているのが真知子を演ずるマイコという女優さん。陽子の兄の春樹のことを好きになってしまう。春樹も真知子にハイネの詩集をプレゼント。いかにもベタなプラトニック・ラブという展開。いまや死語となったプラトニック・ラブだが、かつては小説や映画には必ず使用された言葉だ。プラトンの著作には見られないが、「恋をしているときは、だれでも詩人である」という言葉が残っている。マイコの映画には「カフーを待ちわびて」という作品がある。絵馬に「嫁に来ないか」と書いてあったので、突然に沖縄の住む男性のところにやってくる不思議な女性の役だった。マイコは現実感のない女性を演ずると魅力的だ。
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