神と共にいる喜び
「人は独りで死ぬであろう。ゆえに人はひとりであるかのごとく行動しなければならない」とはパスカルの言葉である。孤独は、決してきらうべきことでもなければ、否定すべきことでもない。むしろ、孤独をきらい、孤独を耐えることができないという状態こそが、人間存在にとって危機的であるといってもよい。もちろん若い人には孤独はとても辛いことかもしれないが、年齢とともに孤独に慣らされていくのが普通の人生である。親戚も家族も少なくなっていき地域との人たちとの交わりも少なくなっていく。このような状態におかれてどう生きるのか。「孤独」(solitude)ではあるが「ひとりぼっち」(isolation)ではない。愛を深く知るにつれて、人は、自己が「ひとり」であって、しかも「ひとりぼっち」ではないことを知る。愛とは、神の愛であって、つねに神との祈りの交わりのなかで、生きている喜びを感じていこう。
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