医学に貢献した人々(19世紀後半)
1851年 ウッド Alexander Wood (1817-1884) モルヒネ水溶液の皮下注射
1854年 フレーメル 結核にサナトリウム療法を提唱
1855年 ベルナール Claude Bernard (1813-1878) 肝臓のグリコーゲン生成機能を発見
1857年 パスツール Louis Pasteur (1822-1895) 乳酸醗酵および酒精醗酵の発見
1858年 フィルヒョー Rudolf Virchow(1821-1902) 「細胞病理学」
1860年 シュルツ Max Johann Sigismund Schultze(1825-1874) 原形質説
1861年 ブローカ Paul Broca (1824-1930) 大脳皮質に言語中枢を発見
1862年 スネルレン Hermann Snellen (1834-1908) 視力表の作製
1863年 ヘルムホルツ Helmholtz (1821-1894) 聴覚の理論
1864年 ゼンメルワイス Ignaz Semmelweis (1818-1865) 消毒外科を唱える
1869年 ブラウン・セカール Charles Edouard Brown-Seguard (1817-1894) 内分泌学
1869年 ランゲルハンス Paul Langerrhans (1847-1938) 膵臓ランゲルハウス島細胞の発見
1873年 ハンセン Armauer Hansen (1841-1912) らい菌の発見
1880年 エーベルト Karl Eoerth (1835-1926) 腸チフス菌の発見
1883年 クレーブス Edwin Klebs (1834-1913) ジフテリア菌の発見
1882年 コッホ(1843-1911) 結核菌の発見
1884年 コッホ Robert Koch (1843-1911) コレラ菌の発見
1885年 エシェリヒ Theodor Escherich(1857-1911) 大腸菌の発見
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こんにちは。初めまして。
このハンセンさんのお写真の版権はどこに
あるかご存知ですか?
私もとある要件で使用したいと思っております。
教えていただけると幸いです。
何卒、宜しくお願いいたします。
投稿: はじめまして! | 2012年11月25日 (日) 10時56分
ハンセン氏の肖像写真は日本語版ウィキペディアと英語版とでは異なりますね。この写真は英語版です。
投稿: ケペル | 2012年11月25日 (日) 11時24分
岩波世界人名大辞典、世界大百科、日本大百科により補足します。「ゼンメルヴァイス/ゼンメルワイス/ はハンガリーの産科医。ウィーン大学付属病院に勤務 [1846-51] .産褥熱は敗血症であり,医師や助産婦の手指の汚染による感染の多いことを指摘.塩化カルシウム液で手指を洗うことによってこれを防止し,死亡率を10分の1に減少させた [47-49] が,激しい反対にあい,帰国してブダペストの大学の産科の教授となった [55] .1861年には『産褥熱の病因、概念、予防』Die Atiologie, der Begriff und die Prophylaxis des Kindbettfiebers,を出版したが認められず、やがて精神障害となり、ウィーンの精神科病院で死去した。」以上より、彼は1847年に消毒外科を唱え手術に実施した、が正しいと思う
投稿: 小金井良精 | 2023年3月25日 (土) 15時04分
日本大百科全書に依って補正します。「コレラ菌は1854年にイタリアの解剖学者パチニーFilippo Pacini(1812―83)によって発見され、1883年にドイツの細菌学者コッホが分離、培養に成功した」
投稿: 小金井良精 | 2023年3月25日 (土) 19時29分