カッコウは日本では夏鳥として5月中頃飛来するが、イギリスではカッコウの鳴き声は春の先きぶれであって、その第一声を耳にすることを心待ちにしている人が多い。日本の鳥名「郭公」もその鳴き声に由来するものであるが、英名「クックー」(cuckoo)など世界的にも鳴き声にもとづくところがほとんどである。しかし鳴き声をよく観察すると、「カッコー」とばかり鳴いているわけではないらしい。カッコウ同士の縄張り争いなどでは「ゴワゴワ」とか「コカカカ」とか鳴く。また「ピピピピピ」と高く鋭く鳴いたりすることもあるという。
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