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日中戦争下、日本国内では経済統制が強化され、紙布製の帽子、スフ製のランドセル、サメ皮の野球のグローブと何でも代用品の珍品時代がやってきた。しかしもっとも貴重なのがガソリン。「ガソリン一滴は血の一滴」という標語も登場し、切符制によるガソリン規制が始まったのが昭和13年5月1日。7月には東京市バスに木炭を燃料として走行する車の第1号が登場したのを皮切りに、木炭車への改造が始まった。しかしのろくて、坂道ではしばしばストップするというので、動作の緩慢な人や女性の化粧が「木炭車」と呼ばれるようになった。昭和21年まで走行していた。 復元された木炭自動車(岩国市)
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