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2011年4月20日 (水)

人類の日本への初進入

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 樋口隆康「日本人はどこからきたか」

   日本列島に人が住むようになったのは第4紀に大陸と地続きで移動してきた動物を追って、日本人の祖先も渡来したと考えられている。およそ4万から5万年前とされる。その後、日本列島は孤島となり、原日本人を形成していった。では日本人はどこから来たのか?日本列島が氷の溶解により海進現象が起こり大陸から切り離された最後の時期は1万7、8千年前である。したがって、人類が日本へ初進入したのはそれ以前のことと考えられる。四周海にかこまれた日本列島に入ってくるルートは主に5つが考えられる。①北方ルート②朝鮮ルート③東シナ海ルート④沖縄ルート⑤南洋ルート。近年、歯や骨などの身体的な特徴、各種の遺伝子などから、日本人は複合民族であること、南方系の古モンゴロイドである縄文人が広く分布し、やがて大陸から北方系の新モンゴロイドが稲作技術を持って西日本に渡来し、同化した。北海道と沖縄では、渡来人の影響が少なかったことなどが見えてきた。また、耳垢の遺伝子研究では、日本人にはドライ(乾型)が多く、ウェット(湿型)の頻度が16%であるのは、モンゴロイド系人種が主体となり、非モンゴロイド系人種と多少とも混血が行われたためと考えられる。ちなみにドイツ、米国白人のウェットの頻度は99.5%である。

    近年の盛んな発掘調査の結果、後期旧石器時代(先土器時代)に相当する遺跡が数千箇所も発見されており、日本列島のほぼ全域に旧石器時代人が生活していたことは明白な事実である。年代的には、1万7000年前後を中心に、1万年以上の期間にわたっていた。(参考:松永英「ミミアカの多型とその生物学的意義」)

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