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2011年4月19日 (火)

魔女狩りと拷問

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    ヨーロッパ宗教改革時代にもっとも陰惨な現象の1つが魔女狩りである。ドミニコ会士の「魔女への鉄槌」という書物には「判事は魔女を急いで拷問にかけてはならない」と書いてあるそうだが実態はどのようなものであったろうか。拷問の方法は時代と場所に応じて様々だったが、自白を得るための手段として次のような方法がなされていた。まずは水責め。容疑者は手足を壁に埋め込まれた金具に固定され、台の上に乗せられ、9リットルの水を飲ませられる。十分な効果があがらなかったときにはまた同量、つまり18リットルとなる。あるいは足を火の中へ入れさせてこんがりと焙る。また尖った鉄を爪の下にさしいれて爪を剥がす。そして脚責め。これは木片を脛にあてがい、板の角と縄で締め上げる。胸の上に重しを積み重ねて、拷問台の上で身体を引き伸ばす。自白した魔女は、鞭打ちだけで釈放されることもあったが、たいていの場合は、火刑がまっている。宙吊りにされて生きながら火あぶりで処刑される。ドイツ全土で処刑された魔女の数は、16世紀から17世紀にかけて10万人にも達していたという歴史家もいる。

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