« 史記と漢書 | トップページ | 有事の際の感情的言動は慎もう »
慶応3年3月、伊東甲子太郎、服部武雄、加納道之助、高山弥兵衛らは新選組から脱退した。彼らは、表向きは孝明天皇の御陵衛士と名乗っているが、その実は薩摩藩と通じて倒幕派に転じようとしていた。のち伊東は暗殺される。京都東山の高台寺塔頭の月真院を屯所としたので、高台寺党と呼ばれた。ここは秀吉の妻おねが、その菩提を弔うために徳川家康の援助によって建立した寺である。おね(本来の名前は「禰」の一字であり、おれにおがついて「おね」とよばれるようになった)はここで晩年、静かな余生を送ったとされる。NHKドラマ「新選組血風録」と「江」のゆかりの寺である。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント