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2011年4月20日 (水)

融通無碍

  融通無碍(ゆうずうむげ)。「一定の考え方にとらわれることなく、どんな事態にもとどこおりなく対応できること」を意味する。「無碍」は「無礙」とも書く。「碍」は「さまたげる」という意味で「礙」の俗字である。最近、「障害者」という表記を「障がい者」に書き換える動きがある。また「障碍」「障礙」と書き換える意見もある。戦後の漢字制限によって「障害」と書き改められたとする説もあるが、これは誤りで、「障害」は戦前から使用されていた。江戸時代は「障碍」は「しょうげ(しやうげ)」と読んでいた。明治になって「障碍」を「しょうがい」と読むようになり、「障害」という表記も生まれた。「障害」「障碍」「障礙」、漢字の問題はなかなか融通無碍には解決しない。

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