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2011年3月20日 (日)

人として

   われわれ人間は、それぞれ顔や姿もちがうし、生まれも育ちもちがうし、考え方も違う。つまり思想は個でなりたっている。だが多くの人が集合する社会では一定の決まりごとやルールがある。たとえば同じ言語が統一されれば共通した思想になりやすい。つまり日本人特有の考え方とかルールとかができる。だがこれが絶対に正しいというわけではない。むしろこれまでも考えを改めなおさないといけなことも多いだろう。それと人は完全な自由人になるということは難しい。民主党とか共産党とか、あるいは大学教授とか、原発の専門家とか、詩人とか、会社員とか、それれぞれ所属するところをもつている。つまりそれぞれの所属団体の意見に影響されて発言することが多い。だが非常時になると、それも人がこれまで誰も体験したことのない事態になって、専門家とか、有識者とか、先を読める人は神でないかぎり誰もいないのだけれども、あたかも知っているようなそぶりでコメントをしている。テレビ局は番組進行上、大学専門家の発言をもとに制作していく。それはいかにも真実なようにみえながら、報道規制内の発言であって、本当のことは誰も言えない。隠蔽といえば語感はきついかもしれないが、非常時にはつきものである。だから国民は情報をできるだけ集めて、はやくほんとうのことを知ったほうがいい。いま非常時、非常時といい、菅首相は松本防災担当相がいるが、新たに震災担当相を野党から設けようと工作している。それが責任のなすりあいなのか、本当に必要なものであるのか、国民には本当のところわからない。いえるのは福島では地震、津波、原発事故という3つのINGが進んでいるということである。そして東電社員や自衛隊や消防署の人が危険をかえりみず活動をしていることである。政治家が何をしているかはなかなか報道からはわからない。14日にインドネシアに行った民主党の女性議員がジャカルタでエステに買い物三昧(イスラムのコラーゲン化粧品に興味があったという)という呆れた週刊誌記事があるが本人は否定していので真相は闇の中である。しかし今は日本国民すべてに人としてどうか問われているときであることに間違いない。

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