笑内チーズ饅頭
柔らかい皮の中に白あんとチーズが入った秋田銘菓の饅頭。「笑内」とは「おかしない」と読み、秋田内陸縦貫鉄道の駅名。内陸鉄道は角館駅から鷹巣駅まで94.2kmを約2時間30分で結ぶローカル線で、日本の原風景を思わせる田園風景が車窓に広がる。阿仁合(あにあい)、比立内(ひたちない)、羽後長戸呂(うごながとろ)、阿仁マタギなど珍しい駅名が多い。秋田には「内」のつく地名が多いのはなぜか。長場内(おさばない)、生内(おばない)、生保内(おぼない)、狙半内(さるはんない)、西馬音内(にしもない)、鑓見内(やりみない)など。多くはアイヌ語を語源とする地名だそうだ。「内」は「ナイ」(川・沢の意味)をもつからである。
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