秀頼は密通してできた子か?
NHK大河ドラマ「江」。茶々(のちの淀君 1567-1615)、初、江は敵方の豊臣秀吉に保護されることとなる。茶々にとっては、秀吉は、お市の方、浅井長政、義父の柴田勝家を殺した男で、もっとも憎むべき相手。だが歴史の運命は皮肉にも秀吉の側室になることを余儀なくされる。これからドラマはどのように描かれるのか。長男鶴松や次男秀頼は、秀吉の本当の子どもであろうか。秀吉の実子ではないという説は古くはルイス・フロイスから江戸時代も広く風説として流布している。300人といわれた妻妾がいたが、だれとの間にも子を作れず、ただ一人、淀君だけ、しかも二度も産ませたというのは不自然であろう。では本当の父親はだれであろうか。石田三成(1560-1600)、あるいは大野治長(1569-1615)という説がある。秀吉の死後、二人は淀君に重用されているので、男女の仲があったとしても不思議はない。ドラマはどのように描かれているのであろうか。
« 桜をみて泣こう | トップページ | ふるさとの文学とは何か »
「日本史」カテゴリの記事
- 三木合戦(2023.01.17)
- 登誉上人と祖洞和尚(2023.01.15)
- 老女村岡(2023.01.08)
- 天狗党の乱(2023.01.07)
- 島津重豪(しまづしげひで)(2023.01.04)
コメント