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2011年3月 7日 (月)

文人相軽んず

    6世紀に書かれた「文選」の中に「文筆家というものは、いずれも自分こそ第一人者だとしてお高くとまっており、したがって、文筆家同士はたがいに相手を軽蔑しあっている「文人相軽んず」というが、こんな風潮はいまに始まったことではない。たとえば班固と傳毅との仲がそうである。」

    そういえばわが国の文壇でも、三島由紀夫は太宰治が嫌いだったことは有名であるし、文壇の長老・阿川弘之とノーベル賞作家の大江健三郎の仲の悪いこともよく知られている。文筆家が自分の文章を天下無比と考えて他の同業者を軽蔑しあうというのは、いまもむかしも変わりはないようだ。

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コメント

古い話で恐縮ですが、芸者から歌手となった市丸と勝太郎も中が悪く、同じ番組で共演したのは、たった一度だけだったそうです。当時の放送関係者は、「市勝」の扱いには、相当気を使ったようです。

市勝戦争というのは知りませんでした。いまなら紅白で和田アキ子VS小林幸子で気をつかうようなものですね。大桃VS麻木もテレビ局は神経つかいそうですね。

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