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2011年3月 2日 (水)

若者よ、英語と国際化で人生をふりまわされるな

    ワシントン・ポスト紙は「日本人の留学生が減ったのは草食系で引きこもりがちだから」というニュースが数ヶ月前にあったと思う。現実は経費が高いアメリカをさけて、安いニュージーランドなどが注目されたからで、若者たちの留学願望は日本でも高い。たとえば、ある会社で社内の公用語を英語にする、ということも大きな話題となった。国際化、IT化の波の中で、日本の生き残るためには、英語を使いこなす能力が必要とされる、と思い込む若者たちが多いだろう。明治の英語教育は欧米の先進文明を習得することにあったので、文献の読解力がまず必要であった。留学した学生は翻訳して、欧米の文化を移殖することであった。いまの人に要求されることは、おそらくコミュニケーション力であろう。しかしアメリカの10歳のこどもが話しているような会話力でビジネスの重要議題が討議できるのであろうか。もちろん国としてある一定の数の人が英語に堪能なことは歓迎であるが、すべての人が英語ペラペラという必要はないように思う。また過度に世界にはばたく、とか国際貢献などという幻想をマスコミは煽り立てるが、英語と国際化で人生を棒にふるのはつまらないことである。基本は日本語にさらに磨きをかけて、日本の国土を耕し、植林し、環境を美化し、身近な暮らしを少しでも改善する工夫をする。伝統産業を経験者から学ぶ。町工場の熟練工になる。社会の不平等や不正を改善し、一部の人がトクとなるシステムを改める。過剰な浪費やインチキ商法に関わらない。大企業や官公庁の出世主義からは決別する。そういった本物志向をめざすべきで、英会話や虚妄の国際人を目標とするのはつまらないことである。

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