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2011年3月27日 (日)

愛という名の落し物「磐越西線」

A

    東北関東大震災から2週間余りが経つ。被災地では約24万人の方々がなおきびしい寒さの中で避難所暮らしをしいられている。なかでも灯油、軽油、ガソリンの不足は深刻だ。ガソリンがなくては車も動かない。道路はいまだ復旧せず復興のさまたげとなっている。そんななか廃線候補といわれてきたローカル線の存在がにわかに注目されてきた。狩人の歌にもある新潟と郡山を結ぶ磐越西線だ。ここから160kmの福島へ物資を大量輸送することが可能になる。旧式のディーゼル機関車でベテラン機関士の斉藤勉に白羽の矢があたる。難所の峠を越えて予定より3時間遅れて現地に到着。ガソリン、灯油はタンクローリー30台分にあたる。このように非常時はいままで見捨てられていた古いものが役立つことがある。大阪の伊丹空港なども関西からの緊急物資輸送の空からの拠点基地として大活躍している。「出張で伊丹空港使えば懲戒処分」と言明した橋下知事の言うことを聞かなくてよかったと思う。

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