宇宙英雄ペリー・ローダンを知ってますか?
世界一長い小説は何んだろう。はっきりはしないが、ドイツで1961年に刊行された「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズはおそらく長さでは一、二の物語だろう。日本語訳がハヤカワSF文庫として、1971年から刊行され、現在394巻「ブロトグレーネの反徒」が出ている。若いころからジュブナイルはあまり読まなかったので知らない。話は人類初めての有人月着陸船スターダスト号が、ペリー・ローダン少佐とレジナルド・ブルに4人の乗組員を乗せて出発する。そこで異星人アルコン人と遭遇する。美女トーラは、気位が高く、はじめローダンに対して反感を抱くが、やがて彼の超人的な活躍に接するうちに次第に魅かれていく。ローダンは、やがて地球を宇宙大帝国の首都惑星にしていくという壮大なスケールのSF小説。
« 愛欲の十字路 | トップページ | 2012年に世界は終わる!? »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 紙の寸法の話(2023.03.17)
- 冨山房と坂本嘉治馬(2019.03.23)
- 戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊(2018.08.13)
- 素敵な本との出会いを求めて(2018.03.18)
- 校正ミスはなぜおこるのか(2023.05.19)
コメント