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2011年2月15日 (火)

愛欲の十字路

    むかしグレゴリー・ペックとスーザン・ヘイワード主演で「愛欲の十字路」(1951)の古代イスラエル史劇があった。ダビデ王が入浴していた人妻のバテシバに心を奪われて、夫のウリヤを戦場へ行かせて殺し、人妻を手に入れる。聖書にある有名な話であるが、つまりは姦淫や傲慢といった人間の弱さを祈りで克服してダビデは偉大な王となったということであろう。日本人にはあまりなじみのない聖書の故事であるが、西洋人には血肉となっているようだ。キリスト者では、すべての人間は不完全なもので、過ちはある。悔い改めれば赦される、という思想はここからきている。ところがダビデほどの放蕩や暴虐な行為はしていないのに、不倫行為として社会的に制裁をうけることがある。不倫をした警察官は免職にされたり、俳優、タレントはもとより、野球選手、美人アナ、お天気姉さんに至るまで、事実無根なものでも、報道されれば生涯にわたって残るスキャンダルとなってしまう。たとえ真実であれ個人的求愛行動が世間の関心事なのであろうか。最近、よく耳にする「婚活」(結婚活動の略)とは、一種の生殖をうまくするための動物の求愛ディスプレーといえる。鳥は異性の注意をひくために様々な信号をおくるが、人間はプレゼントを贈ったり、短いスカートをはいたり、赤い口紅をぬったりして、抱きついたり、キスしたり、異性と交際する。こうした人間の愛欲は本来的に個人的自由の問題であり、ジャーナリズムが批判したりするのはおかしいことである。

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