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2011年2月 9日 (水)

エジプトの近代イスラーム思想

Img_0032 ムハンマド・アブドゥフ

  アフガーニ(1838-1897)は、アフガニスタン、エジプトと遍歴するうちに、帝国主義に対抗するためには、イスラーム諸国の団結と自由主義制度の導入の必要性を説き、アラブ諸国・インド・インドネシアなどに深い影響を与えた。

   アフガーニの影響をうけたムハンマド・アブドゥフ(1849-1905)は、アラービー運動での政治的敗北のあと、イスラーム法を合理的に柔軟に解釈することによって、イスラームを現代の課題に適合させる道を開いた。1899年には、大法官(ムフティ)の地位に昇進するアブトゥフをナショナリズムのジロンディストといいヨーロッパ改革者の同盟者とされた。

   アブドゥフの弟子ラシード・リダー(1865-1935)は、師とは異なる厳格な正統主義の立場わとり、イスラームを固定化しこれを現実に押しつけていく原理主義的立場を示した。のちのムスリム同盟団の運動にも大きな影響を与えた。

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