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2011年2月15日 (火)

臆病なウサギ

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   「逃亡者」第68話「臆病な兎たち」キンブルは新聞広告で運転手募集の記事をみる。雇い主はベニーという美しい女性だった。アルバカーキからカリフォルニアまで運転してほしいという仕事だ。実は彼女は別れた夫から娘を連れていくつもりだった。娘のナンシーがウサギから野兎病がうつり高熱をだす。キンブルはペニシリンを盗むため薬局にしのびこむが、警官に見つかる。・・・・逃亡者の追跡劇もさることながら、1960年代の社会問題が盛り込まれている。今回の特別ゲスト、スザンヌ・プレシェットは自立した女性で離婚問題ということもあるが、かつて自分が運転中、自動車事故をおこして両親を死なせたことがあり、そのため精神的にハンドルが握れない。アメリカでは女性ドラバーが多いが、そのような精神的な後遺症も増加していた時代であった。キンブルをバス停まで送りとどけたあと、ベニーは自ら運転して新しい人生に向かっていった。

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