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2011年2月12日 (土)

文部省唱歌「故郷」

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   誰もが口ずさみ懐かしい幼年期やふるさとを思い出させてくれる歌といえば、定番は唱歌「故郷」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)かもしれません。

   高野は明治9年の生まれで長野県の人。2年遅く生まれた岡野は鳥取県の出身。2人のコンビによって「春が来た」「春の小川」「朧月夜」「紅葉」などの名曲も生まれたが、性格的には対照的であった。高野は東京音楽学校に、邦楽科の設置に尽力したり、後に「日本歌謡史」「日本演劇史」などの大著を書いた文学博士であった。人との交際も多く、酒も飲んだ。身体も大きく、人にも声を大にして話すほうだった。他方、岡野は生まれた鳥取を出て、岡山へ行ったのが15歳、その前年に姉の影響でキリスト教の洗礼を受け、その姉を頼って岡山の教会へ行く。そこでの宣教師よりの音楽教育が、東京音楽学校への進学となってゆく。クリスチャンとしての、誠実、温厚な性格もその折りに培われたのであろう。退職後も亡くなる直前まで、自宅近くの教会でオルガンを弾き続けていたという。

   現在、高野の母校である永田小学校と岡野の母校の修立小学校とは姉妹校の縁を結んでいる。

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