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2011年2月10日 (木)

七歩の才・曹植

    曹操は14人の女性によって25人の男子がいた。曹操の後継者には3男の曹丕と5男の曹植が有力視されていた。曹植(192-232)は文才に優れ武芸もよくした。「世説新語」には兄の曹丕の命によって七歩歩む間に詩を賦したという有名な故事が伝わる。「煮豆燃豆萁 豆在釜中泣 本是同根生 相煮何太急」(ただし現在はこの詩は真作としない見方が有力である)若い頃儒教思想であったが、兄の文帝、甥の明帝に迫害される不遇の人生を過ごしていくなかで、世に出て貢献しようとする志も実現できず、詩作は次第に道家思想によって自己を慰めたような詩風に変化していく。陳王におとされて、不遇のうちに41歳で亡くなるという悲劇的な人生であった。

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