幸福な晩年だったキートン
58歳の誕生日(1953年)にエレノア夫人から祝福のキスを受けるキートン
チャップリンと並ぶ喜劇役者といえばバスター・キートン(1895-1966)である。ところがキートンはトーキーとなって人気が落ちて、晩年は不遇だったという印象がある。だがパントマイムが持ち味のキートンには映画の大役はなかったものの、テレビのショー番組やヨーロッパの舞台公演などで忙しかったという。それにキートンは自分を偉ぶることなく、過去の映画をなつがしがることもしなかったという。1940年にはキートン45歳のとき、三番目の妻エレノア(当時21歳)と出会い結婚する。彼女は1966年、70歳でこの世を去るまでの25年間、キートンの最良の伴侶となり、仕事での良き協力者でもあった。
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