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2011年2月19日 (土)

古典は美しきものなり

Photo_4 「円盤投げ」 後2世紀

   ラファエロやミケランジェロたちはギリシャ・ローマの古典を最高の理想とした。しかし近代の科学技術の進歩は人びとに未来への自信を与えた。過去より現在、未来が進歩しているという確信があるのだろう。だが芸術や文学のうえで、現在の作品が過去の作品よりも芸術的に優れていると本当にいえるだろうか。「大英博物館古代ギリシャ展 究極の身体、完全なる美」はそのような思いを私たちに抱かせる展観である。アテネの市民はどんなことにも、彼ら独特の楽しみ方で生きる歓びを満喫していたであろう。現在の日本のように自殺者は多くなかったであろう。毎日の生活は簡素で、朝日とともに起き、仕事についた。哲学者は学生たちと語り合いながら散歩をする。市民は仕事だけでなく、余暇を愛することを公言してはばからなかった。彼らは昼夜をわかたず談笑し、日が落ちると意気を高める酒宴をもよおした。

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