図書館設置の動因について 4分類(清水正三案)
清水正三は図書館設置の動因を大きく次の4つの類型化している。
A型 住民主導型 60年代以後、東京をはじめとすして全国の大都市に多くみられた現象。
B型 議員主導型 議員や委員のなかでとくに図書館に熱心な議員らよって図書館設置がすすめられた例。
C型 行政主導型 首長または行政部内の特定部課、または特定人あるいは委員会が図書館設置の動因となる。
D型 図書館主導型 図書館も広い意味では、行政の一機関であるが、この場合一応切り離して考えてみる。
(参考:「玉造町立図書館調査報告書」図書館問題研究会 1984)
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