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2011年1月12日 (水)

高知オルゴール殺人事件

    昭和29年の秋、高知県で15歳の少年が野原で16歳の少女にオルゴールを聞かせながら銃で射殺するという事件があった。少年の家は映画館を経営しており地元の資産家の息子。そして少女はその家で女中をしていた。少年の供述によると、動機はなんと映画をみたことにあるという。当時、若尾文子、南田洋子の「十代の性典」が人気を呼んでいた。思春期に目覚めた少年が、手近な女性に手をだして妊娠させてしまった。始末に困り果てて殺害して、自分も死のうと思ったが死にきれなかった。イタリア映画「明日では遅すぎる」で思春期ものが日本でもつくられ、性典ブームとなった。三島由紀夫の「潮騒」もこのブームの延長線にある。戦時中に性を抑圧した反動で、戦後に急激に性は解放されたが、性教育は遅れをとり、明日では遅すぎる状態となった。

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