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一人で部屋にいるのだが、何者かの視線を感じることはないだろうか。もちろんあたりを見まわしても誰もいない。部屋には自分ひとりだけだ。しかし、見られているという感覚は、続く。不安になって、部屋の中をくまなく探したが見つからない。小さな隙間はいろいろある。その隙間に「隙間男」(隙間女)がいて、目が合うと異次元に引き込まれて、2度とこの世には戻ってこられなくなる。映画「壁男」も壁から現われて人を引きずり込む話。この妖怪は江戸の怪談「耳袋」にもあるそうだ。21世紀の現代でも都市伝説としてまことしやかに語られている。つまり「inでもoutでもなく、その境界にある存在」があるというのである。
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