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2011年1月29日 (土)

ヴィッキー「恋はみずいろ」

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    若いころ、ギリシアの歌手ヴィッキーのレコードを擦り切れるほど聞いていた。日本語で歌った曲も多く、親しみやすい。もちろん若くてキレイなのが最高の魅力ではあるが。ところで本日の朝日新聞の「歌の旅人」はポールモーリアの「恋はみずいろ」。この記事は中島鉄郎という人が書いているらしい。「恋はみずいろは67年にギリシャ出身の女性歌手がうたった曲だった」とある。何か変な書き方だ。なぜ「ヴィッキー」と書かないのだろうかと思った。解説欄に「1967年のユーロビジョンソング・コンテストで、ルクセンブルク代表の女性歌手ビッキー・レアンドロスがうたい、第4位だった」とある。ポール・モーリア楽団は日本では人気だったが本国フランスでは評価されなかったとある。つまりアダモの「雪が降る」のようなものか。ところでヴィッキーは日本でも人気絶大だったが、それ以上に世界的なアイドルだった。もちろん「恋はみずいろ」はヴィッキーにとっても忘れられない曲のはずである。当時アメリカのペギー・マーチも「霧の中の少女」など日本語カヴァーを多く歌ったが。ヴィッキーのほうが洋楽ぽかったのでレコードが売れた。いまユー・チューブで録画を見ると、シルビー・ヴァルタンに比べ洗練されておらず、土臭い感じがする。あらためて日本での人気の秘密がわかったような気がする。

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