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2011年1月 7日 (金)

こんな別嬪みたことない

Img_0029_2 Img_0030 十人十色、美しさはそれぞれあって、みんなちがう。

  神楽坂はん子の歌に「こんなベッピン見たことない」(昭和28年)がある。美しい女性の中でも、「ベッピン」と呼ばれる人は特別であり格別である。もともと「ベッピン」とは、普通の品物とは違うという意味の「別品」であり明治初期のはやり言葉だった。だが江戸時代からある。「咄本・諺臍の宿替」(1812年)に「すこぶる別品の当世旦那」とある。また1894年の「風俗画報」に「べっぴんの語源は鰻屋の看板だった」とある。美人の異称として使われだしてから、「別嬪」という字が宛てられた。漢字「嬪」の語義は、「身分の高い人の妻で、正室に次ぐ女性。転じて、婦人の美称」とある。個人的感覚では、「別嬪」というのは、美人度はかなり高い。スタイルよりも容貌に重点がおかれる。どの程度が「べっぴんさん」かは個人差があるのでなかなか難しい問題である。「別嬪さんになれるんやで♪」は時代にそぐわない女性差別的な表現が見られるという指摘も一部に取り沙汰されているが、最近は男性に対しても「イケ面」「男前」という容姿の差別化がよく聞かれる。大学のミスコンも復活したり、外見で差別することが一時よりも甚だしくしくなっている。たとえば、小説家の綿矢りさ、バイオリニストの宮本笑里、フィギアスケートの浅田真央、野球の斎藤佑樹やダルビッシュと才能と美を共有する人がスターの要件とされている。むくつけき野球選手やブサイクな名バレリーナでは人気がでないのだろうか。しかしながら容貌の良し、悪しを云々するのは、人生のある期間だけであり、はかないものである。器量や容貌の品評をすることは、「源氏物語」の「箒木」に「雨夜の品定め」と呼ばれる一段があり、平安時代からおよそ文化のあるところ起りうるものであるが、老人には容貌の多少の差はどうでもよく、やはり見た目よりも知性や内面的な美しさが気になるところである。

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