小さな親切
伊達直人の名前でプレゼントすることが続いている。不思議な現象ではある。だが今年こんなこともあった。毎年、正月は老人介護施設は寂しい静かな雰囲気だ。大晦日、紅白歌合戦で植村花菜の「トイレの神様」を聞いて、孫たちがおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行こう」と言い出した。どこの施設でも例年とは違って、家族の面会で賑やかなお正月を迎えたらしい。そういえば、昨日電車に乗っていたら、若い人がお年寄りに席を譲っていた。そういった小さなことも恥ずかしがらず、行動できる人が多くなった。すすんで小さな親切をする人が「カッコイイ」と思える社会になればいい。昭和38年頃、茅誠司が「小さな親切運動」を提唱した。お年寄りへの援助、街の清掃・美化、社会奉仕、車いすやランドセルの寄贈。形はいろいろあるけど、それぞれの人ができる範囲で行動することは素晴らしい。
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