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2011年1月28日 (金)

神の子イエスとは何か?

   現代のキリスト教神学の中心的課題は、イエスをどう理解するかという問題であろう。ドイツのプロテスタント神学者、ルドルフ・カール・ブルトマン(1884-1976)は、イエスはユダヤ教を批判したけれども全体としてはユダヤ教の枠内にあるといっている。つまりイエスはいわゆる教祖ではなく、キリスト教は使徒たちのキリスト教宣教を以ってはじまったというのである。イエスの弟子たちは、イエスの死後、インマヌエル(神われらとともに存す)の原事実を発見し、ここからイエスを理解した。こうして、「神の子が人となった。それがイエスである」という言い表しが成立したのである。

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