若いころは何故かラジオから悲しい曲が流れていた
「若いという字は苦しい字に似てるわ。涙が出るのは若いというしるしね」アン真理子の「悲しみは駆け足でやって来る」(1969年)あの頃は学園紛争が終わって若者の間にシラケムードが漂っていた。藤圭子、日吉ミミも悲しい歌を歌っていた。カルメン・マキの「時には母のない子のように」も物悲しかった。兼田みえこ「私もあなたと泣いていい」、藤野ひろ子「鳩のいない村」、田中のり子「鳥になった少年」なんでラジオから悲しい歌ばかり聞こえてくる、どうして若者たちは悲しい曲をリクエストしたのだろうか。「♪悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないもやもやを 誰かにつげようか」
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