善意の愉快犯?伊達直人現わる
学童用の背負い鞄ランドセルはオランダ語ranselから来ている。英語では肩ひもつき鞄satchelを使って、schoolchild's satchel という。
昨年12月25日、群馬県前橋にある児童相談所に「子供たちのために使って下さい」と伊達直人という名前の人から10個のランドセルの寄付があった。その後、小田原、岐阜、沖縄、長崎の施設で同じようにランドセルが届いた。今月10日までに、少なくとも13ヵ所で同様のプレゼントが確認されている。伊達直人とはかつて人気のあったプロレス漫画「タイガーマスク」の主人公。自分が育った孤児院が経営難で存続の危機にあると知り、孤児院に支援したという漫画に因んで善行をならったものだろうか。この報道を知った多くの人も賛同して全国各地で善意の輪が広がっている。昭和52年には毒入りコーラでイタズラの連鎖があって「愉快犯」という言葉も生まれたが、あれから34年後、「善意の愉快犯」が現れるとは。天国の梶原一騎もさぞや驚いているだろう。
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